当院では、デジタル技術を活用してより質の高い、安全な医療を提供するため、厚生労働省が推進する「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」に積極的に取り組んでいます。

これに伴い、令和6年度の診療報酬改定に基づき、「電子的診療情報連携体制整備加算」の届け出を行っております。

1. オンライン資格確認システムの活用

診察室等において、マイナンバーカードを用いた「オンライン資格確認システム」により取得した診療情報(受診履歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を医師が閲覧・活用できる体制を整えています。

  • メリット: 初診の方でも、過去のお薬の飲み合わせや病歴を正確に把握できるため、より安全で的確な診断・処方が可能になります。

2. マイナ保険証の利用促進

当院では、マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。

  • メリット: 限度額適用認定証の提示が不要になるほか、受付手続きの簡略化により、待ち時間の短縮や事務ミスの防止につながります。

3. 電子処方箋および電子カルテ情報共有サービスの導入

今後、電子処方箋の発行や、全国の医療機関で診療情報を共有できる「電子カルテ情報共有サービス」などの取り組みを順次進めてまいります。

  • メリット: 別の病院や薬局との連携がスムーズになり、重複検査や重複投薬を防ぐなど、患者さんの身体的・経済的負担の軽減に寄与します。

患者さんへのお願いとご理解

こうしたデジタル化の推進には、専用システムの維持・管理やセキュリティ対策など、医療機関側にも多額のコストと体制整備が求められます。そのため、誠に恐縮ながら窓口でのご負担(加算)が発生いたします。

しかし、これは単なるコスト増ではなく、「患者さんの大切な情報を守りつつ、最新のIT技術を駆使して、より精密でミスのない医療サービスをお返しすること」を目的としたものです。

当院はこれからも「苦しくない内視鏡検査」に加え、最新のデジタル技術も活用しながら、地域の皆様が安心して通えるクリニックであり続けるよう努めてまいります。

何卒、ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

なかがわら胃腸科クリニック 院長