金沢市で本当に放置して大丈夫?ピロリ菌の放置は禁物!専門医が教える原因、症状から除菌治療まで
こんにちは、なかがわら胃腸科クリニックの中川原です。
「なんだか最近、胃の調子がすぐれない」「食後に胃がもたれることが多い」そんな不調を感じている方はいらっしゃいませんか?もしかすると、その原因はピロリ菌かもしれません。
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、人間の胃の中に住みつく細菌で、胃の粘膜を傷つけ、慢性的な炎症を引き起こします。放置しておくと、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、さらには胃がんの原因にもなり得ます。日本人の約半数が感染していると言われており、特に50代以上の方に多く見られます。
「いつものことだから…」と我慢しがちな方も多いかもしれませんが、こうした不調の裏にピロリ菌が潜んでいる可能性があります。
こんな症状でお困りではありませんか?
もし、以下のような症状に心当たりがあるなら、それはピロリ菌感染のサインかもしれません。
- 胃もたれが続く
- 吐き気やむかつきがある
- 食欲がない
- 胸やけがする
- お腹が張る
これらの症状は、日常生活に支障をきたすほどではないため、ついつい軽視してしまいます。しかし、放っておくと病気が進行してしまうことも少なくありません。一度専門医に相談することで、原因を特定し、適切な治療を受けることができます。
ピロリ菌の検査と治療について
ピロリ菌の検査は、とても簡単です。当院では、胃カメラを使わない尿素呼気試験を主に行っています。
これは、特殊な錠剤を飲んでいただき、その前後に息を吹き込むだけの、身体への負担がほとんどない検査です。錠剤がピロリ菌の出す物質と反応するかどうかを調べ、その結果から感染の有無を判定します。胃カメラが苦手な方でも安心して受けていただけます。
検査でピロリ菌が見つかった場合は、飲み薬で除菌治療を行います。1種類の胃酸を抑える薬と、2種類の抗生物質を1週間服用する治療法です。お薬を正しく服用すれば、高い確率でピロリ菌を除菌することができます。
除菌治療が成功すると、胃の炎症が改善され、将来的な胃がんや潰瘍のリスクを下げることが期待できます。
当院でできること
なかがわら胃腸科クリニックでは、「安心して、丁寧に、わかりやすい」医療を心がけています。
「専門用語ばかりで、何を言われているかわからない…」といった不安を抱く方もいらっしゃるかもしれません。当院では、患者さんの不安を少しでも和らげられるよう、丁寧で分かりやすい言葉で、病状や治療についてご説明します。
「もしかして、私にもピロリ菌がいるのかも…?」と感じたら、一人で悩まずに、まずはお気軽にご相談ください。金沢市でピロリ菌の除菌治療にお悩みでしたら、ぜひ当院にお越しください。皆様の健康をサポートできるよう、精一杯努めてまいります。