こんにちは。金沢市にある「なかがわら胃腸科クリニック」院長の中川原です。
最近、テレビやネットニュース、SNSなどで「腸活」という言葉をよく耳にしませんか?健康や美容のために、すでに何か始められている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、良かれと思って続けているその方法、本当にあなたの腸に合っているでしょうか?
「毎日ヨーグルトを食べているのに、すっきりしない……」
「お腹の張りや便秘がなかなか改善されない……」
このようなお悩みをお持ちの方は、もしかするとご自身の腸内環境に合わせた「正しい腸活」に出会えていない可能性があります。
今回は、胃腸科専門医の立場から、2025〜2026年の最新のトレンドを交えた正しい腸活の方法と、当院が提案する新しいアプローチについて分かりやすく解説します。

腸活とは?
腸活とは、食事、運動、睡眠などの生活習慣を整えることで、腸内に住む細菌の集まり(腸内フローラ)のバランスを良好に保ち、健康や美容の維持・増進を目指す活動のことです。
腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、私たちの身体にとって重要な器官です。腸内環境を整えることで、以下のような多くのメリットが期待できます。
すっきりとした毎日(便通の習慣化)
健やかな肌の維持
健康の維持・免疫力のサポート

腸活の方法
腸活の基本は、「食事」「運動」「睡眠」の3本柱を整えることです。ここでは、今日からすぐに始められる具体的な方法をご紹介します。
1. 朝の習慣と食事の工夫
朝起きてすぐに一杯のお水を飲んだり、朝食をしっかりとお腹に入れたりすることで、胃が刺激されて腸が自然に動き出す「胃結腸反射(いけっちょうはんしゃ)」が起こり、スムーズな排便につながりやすくなります。また、一口30回以上よく噛んで食べることで、胃腸への負担を減らし、消化を助けることができます。
おすすめの朝食メニュー
日本の伝統的な食事である「ご飯(特にお粥)」がおすすめです。小麦に含まれるグルテンが体質に合わないと感じる方もいらっしゃいますので、お腹に優しく消化の良いお米をベースにした朝食を取り入れてみてください。
2. あなたもやってみよう!「シンバイオティクス」
現在の腸活の主流は、お互いの良さを引き出す「シンバイオティクス」という考え方です。
善玉菌を摂る(プロバイオティクス)
ぬか漬け、納豆、味噌などの発酵食品や、ヨーグルト、乳酸菌飲料などで、外からお腹に優しい菌を取り入れます。
菌のエサを摂る(プレバイオティクス)
取り入れた菌や、もともと自分の腸内にいる菌を育てるために、エサとなる「食物繊維」や「オリゴ糖」を同時に摂取します。近年の研究では、生きた菌だけでなく「死菌(加熱殺菌された菌)」も、お腹の中の有用な菌のエサとしてしっかり役立つことが分かっています。
【知っておきたい最新のトレンド(2025-2026年)】
近年、乾燥ビール酵母とパン酵母由来の成分を組み合わせることで腸内環境をサポートする研究や、特定の乳酸菌がシニア世代の健康寿命を支える研究、また臨床現場においてお腹のデリケートな変化に対する特定の成分の有用性が学会等で高く評価されるなど、腸活の研究は日々進化しています。
腸活を続ける目安
食生活を変えてから、腸内環境に変化が見られ始めるまでには約2週間かかると言われています。さらに、その環境がしっかりと身体に馴染んで定着するまでには、約2ヶ月〜3ヶ月の継続が目安となります。焦らず、心地よいペースで続けていきましょう。

腸活のメリット
正しい腸活を続けることで、お腹がすっきりするだけでなく、栄養の吸収がスムーズになり、毎日の活力が湧いてくるのを実感していただけます。また、お腹の調子が整うことで心も軽くなり、日々の生活の質(QOL)が大きく向上することが一番のメリットです。

当院のおすすめの腸活 〜大腸カメラと腸内細菌検査を組み合わせた新しい腸活〜
「いろいろ試したけれど、自分に合う腸活が分からない」という方のために、当院では「大腸カメラ検査」と「腸内細菌検査(マイキンソー)」を組み合わせた、医療機関ならではの新しい腸活をご提案しています。
1. 腸内細菌検査「マイキンソー(Mykinso)」の導入
当院では、ご自宅で便を採取していただくだけで、ご自身の腸内にどのような細菌がどれくらい住んでいるかを詳しく調べる検査「マイキンソー」を導入しました。
現在の「腸の元気度」を数値化し、あなたに必要な乳酸菌や食事のアドバイスを具体的にお伝えできるため、迷わず効率的な腸活をスタートできます。
2. 大腸カメラ検査がもたらす、女性にもうれしいポイント
大腸カメラは病気を見つけるためだけの検査ではありません。実は、腸活の強力なスタートダッシュにもなります。
検査後の食事見直しで、理想的な環境へ
大腸カメラの事前準備でお腹の中が一度きれいになります。その状態から、アドバイスに沿った食事を再開することで、善玉菌が定着しやすい理想的な腸内環境を作りやすくなります。
お腹のねじれが整うことによる便通のサポート
日本人の大腸は、構造的にねじれたり曲がったりしている部分(ねじれ腸)があり、そこに便が滞りやすいケースがあります。大腸カメラ検査では、内視鏡の管が優しく大腸のねじれをほどきながら進んでいくため、検査後に「お腹の通りがスムーズになった」と感じられる方も多くいらっしゃいます。
大腸がんの予防
検査中に見つかった小さなポリープはその場で切除することが可能です。これにより、将来的な大腸がんの予防に直結します。

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つらくない検査のために当院でできること

「大腸カメラは苦しそう、痛そう」という不安をお持ちの方もご安心ください。当院では、患者様がリラックスして受けられるよう、万全の体制を整えています。

  • 鎮静剤を活用したリラックス検査うとうとと眠っているようなリラックスした状態で検査を受けられます。身体に余計な力が入らないため、スムーズで負担の少ない検査が可能です。
  • 最新のAI診断・LCIシステム富士フイルム社の最新の内視鏡システムを導入しています。特殊な光(LCI/BLI)とAI(人工知能)による高度な画像解析を組み合わせることで、肉眼だけでは見逃しがちな微細な病変も、リアルタイムで精度高く検出します。

「正しい腸活」の第一歩として、まずはご自身の腸の状態を正しく知ることから始めてみませんか?金沢市・内灘町近隣にお住まいで、お腹の調子が気になる方、検査に不安をお持ちの方は、ぜひ一度なかがわら胃腸科クリニックへお気軽にご相談ください。


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当院では、WEBや電話から簡単に検査のご相談・ご予約が可能です。インターネットからは24時間受け付けております。

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