こんにちは、なかがわら胃腸科クリニックの中川原です。

毎日を忙しく過ごしていると、つい後回しにしてしまいがちなのが「お腹のトラブル」です。「少しお腹がゆるいだけ」「疲れが溜まっているのかな」と、市販の整腸剤で様子を見ている方も多いのではないでしょうか。しかし、そこには思わぬ病気が隠れていることがあります。

繰り返す下痢と血便、実は「腸の病気」かもしれません

先日、30代の男性患者様が「なかなか治らない下痢」を主訴に来院されました 。この方は1か月前から症状があり、複数の病院を受診されていました。しかし、いずれの場所でも詳しい検査は行われず、「腸炎」として整腸剤を処方されるにとどまっていたそうです。

その後、便に血液が混じるようになり、非常に不安な日々を過ごされていました 。当院で改めて詳しくお話を伺い、まずは体に負担の少ない腹部超音波検査を行ったところ、大腸の壁が厚くなっている(炎症が起きているサイン)ことが分かりました。

苦痛に配慮した「大腸カメラ」で見つかった真実

精密検査のため、当院にて**大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を実施しました。 内視鏡で直接観察すると、本来見えるはずの粘膜の血管が見えなくなっており、全体的に赤く腫れ、ただれ(びらん)が広がっていました 。検査中の組織採取(生検)の結果、診断は「潰瘍性大腸炎」**という国が指定する難病であることが判明したのです。

「検査は痛そうで怖い」と不安を感じる方も多いですが、当院では鎮静剤を使用した「無痛に近い」内視鏡検査に力を入れています。うとうとと眠っているような状態で検査が終わるため、今回の方も安心して受けていただくことができました。


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潰瘍性大腸炎を放置するリスクとは?

潰瘍性大腸炎は、適切な治療を受けずに重症化すると、以下のような命に関わる合併症を引き起こす可能性があります。

  • 中毒性巨大結腸症: 大腸が膨れ上がり、最悪の場合は大腸をすべて摘出する手術が必要になります。
  • 腸管穿孔: 腸に穴が開いてしまい、急性の腹膜炎を引き起こします。
  • 大量出血・大腸がん: 激しい出血や、長期間の炎症によるがん化のリスクも無視できません。

この患者様も、早期に適切な治療を開始できたことで、現在は症状が落ち着き、自分らしい生活を取り戻されています。

金沢市・内灘町周辺で「お腹の悩み」をお持ちの方へ

下痢や血便は、体が発している大切なサインです。「もっと早く検査を受けておけばよかった」と後悔する前に、まずは専門医にご相談ください。

金沢市、内灘町、かほく市、津幡町、粟ヶ崎周辺で、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患や、苦しくない大腸カメラをお探しの方は、ぜひ当院へご来院ください。お一人おひとりの不安に寄り添い、丁寧な診療をお約束いたします。


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