こんにちは、なかがわら胃腸科クリニックの中川原です。
「最近なんとなく胃が痛む」「胃薬を飲んでいるけれどすっきり治らない」とお悩みではありませんか?「若いから大丈夫」「ただの疲労や食べ過ぎだろう」と軽く考えて受診を後回しにしてしまう方は少なくありません。
しかし、胃の痛みや違和感をそのまま放置するのは禁物です。
【こんな症状に当てはまりませんか?】
・胃の痛みやみぞおちの不快感が続いている
・体重が減ってきた、または黒っぽい便(黒色便)が出る
・胃薬を飲んでもすっきり治らず、ダラダラと不調が続いている
・一旦薬で治まったが、しばらくするとまた同じ症状を繰り返す
・背中の痛みや吐き気があり、すっきり食事が摂れない
「若いから」「ただの胃炎」と決めつけないでください
かつて胃がんは日本人の死亡率が高い病気でしたが、ピロリ菌の除菌治療や医療技術の普及により、近年は予防や早期治療ができる病気になってきました。
しかし一方で、進行が早い「スキルス胃がん」や「20代・30代など若い方の胃がん」には今も注意が必要です。若いからといってがんにならないわけではなく、初期段階では症状が出にくいため見逃されてしまうリスクがあるからです。
当院を受診された若い患者さんの事例です。別の病院で「ただの胃腸炎」と診断され胃薬を処方されましたが、なかなか症状がすっきり治らないため当院に来院されました。当院で詳しく**「胃カメラ(上部内視鏡)検査」を行ったところ、初期の「胃がん」**が見つかったのです。
早期に胃がんを発見できれば、お腹を切らずに内視鏡でがんを切除する治療(内視鏡的処置)が可能となり、確実に命を守ることができます。
見逃さないための「2つの重要ルール」と当院の診断
胃がんの初期症状は、一般的な胃炎や胃もたれと非常に似ています。だからこそ、私は診察室で患者さんに以下の「2つの見逃してはいけないサイン」をお伝えしています。
「お薬を受けているのに、完全に治りきらずすっきりしない」
「一旦良くなったものの、またしばらくして同じ症状を繰り返す」
胃カメラ検査は「オエッとなりそうで怖い」と敬遠されがちですが、当院では苦痛の少ない**「鼻からの細径胃カメラ(経鼻内視鏡)」や、眠っている間に終わる「鎮静剤を使用した検査」**をご用意しています。
当院では胃カメラ検査を通して胃の粘膜やピロリ菌の有無を正確に診断し、早期発見・早期治療へ繋げています。気になる症状がある方は、「まだ大丈夫」と我慢せず、胃腸科専門医へご相談ください。
◎院長ブログの監修情報
監修・執筆 医師紹介 なかがわら胃腸科クリニック 院長:中川原 寿俊
■ 保有資格・所属学会
日本外科学会認定専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
■ 学歴・職歴
1994年3月 富山大学医学部 卒業
1994年4月 金沢大学第二外科 入局
2000年4月 高岡市民病院 勤務
2002年4月 国立病院機構福井病院 勤務
2005年4月 金沢大学がん局所制御学助教 に就任
2014年10月 金沢大学付属病院肝胆膵移植外科臨床准教授 に就任
2014年10月 金沢大学付属病院地域医療連携室長 に就任
2016年4月 医療法人社団 なかがわら胃腸科クリニック 開業
参考文献
国立がん研究センター がん情報サービス「胃がん」
日本消化器内視鏡学会「胃内視鏡診療ガイドライン」
厚生労働省「医療広告ガイドライン」